マンドリンは、イチジクを縦に割ったような形で、ウクレレより少し大きめ。弦は同じ音の弦が2本ずつ張られていて全部で8本。ピックではじいて音を出すので、バイオリンの様に一つの音を長く響かせることはできません。
そこで、ピックを震わせるように弾く「トレモロ」という独特の演奏方法が生まれました。ソロで弾いても美しい音色ですが、大勢の合奏で一糸乱れず演奏されるトレモロは、大きな波のうねりを思わせる迫力があります。
あらゆるジャンルの音楽にチャレンジするレパートリーの広さと迫力が売りの明治大学マンドリン倶楽部と阿南市の将来を担う羽ノ浦中学校マンドリン部の子どもたちの演奏で、マンドリン音楽の世界をお楽しみください。